「セックスの際、射精が早くて嫌だ」「パートナーが不満に思っていないか心配だ」
「早漏のため、積極的にいけない」と悩み、なぜ早漏になってしまうのかという疑問を抱えている男性は多いのではないでしょうか?
今回は、なかなか人に相談しづらい早漏(そうろう)の原因について解説いたします。
早漏(そうろう)の対策として改善方法もあわせて解説していきます。
早漏でお悩みの方はぜひ参考にしてください。
早漏(そうろう)の原因は?何故早漏になってしまうの?
早漏になる原因は「心因性」「過敏性」「衰弱性」の3つ、またはこれらの組み合わせだと考えられています。
心理的要因が原因の心因性早漏(そうろう)
ED(勃起不全)の理由になるケースもありますが、精神的に早く射精したことがトラウマとなり、また早く射精してしまうのではないか、自分は早漏なのではないかなどと思うことで心因性が起因となる早漏のケース
亀頭の敏感さが原因の過敏性早漏(そうろう)
ペニスや亀頭への刺激があまりも敏感すぎて射精してしまうことがあります。
刺激に敏感な方は少し触っただけでも射精する現象です。
老化が原因の衰弱性早漏(そうろう)
男性ホルモン(テストステロン)の低下によって射精をコントロールする筋力が低下して衰弱してしまい早漏になることもあります。男性ホルモンの低下する30代後半あたりからでてきます。
早漏(そうろう)が原因で起こり得るデメリット
早漏(そうろう)が原因で起こり得るデメリットとして、
- 膣への挿入前、または挿入後1分以内に射精が起こる
- 射精のタイミングを遅らせることがまったくできない、またはほとんどできない
- 射精が早いことに苦痛や悩み、欲求不満があり、セックスに消極的になる
と、いったことがあり、
早漏が性行為にもたらす影響は、以下の要因との関連が考えられます。
- パートナーとの要因
パートナーとの性的な機能が十分でないか、健康状態に問題がある。
- 対人関係の要因
パートナーとのコミュニケーションが十分にとれていない。
あるいは、性行為への欲求が一致しない。どちらかが強く求め、相手方が無理に応じている。
- 個人の脆弱性の要因
心身ともに疲れ、弱っている状態。あるいは過去に性的、精神的虐待を受けたことがある。
精神疾患(抑うつ、不安)の併存、失職や死別による強いストレスなどがある。
- 文化的・宗教的な要因
幼い頃から性的なものを忌み嫌う教育を受けてきたり、性的なものに対する考え方が
偏ったりしている。
- 医学的要因
甲状腺疾患、前立腺炎、薬物の離脱など。
ほかに、下記のように原因を分類する場合もあります。
- 気質要因
不安症、特に社交不安症(社交恐怖)。
遺伝要因と生理学的要因:
生来型の早漏には、中等度の遺伝的寄与があります。脳内伝達物質に関連する遺伝子「ドパミントランスポーター遺伝子多型」や「セロトニントランスポーター遺伝子多型」のはたらきが早漏に影響している可能性があります。
早漏の改善方法|原因別
- 心因性の場合
文字通り交感神経を優位にさせないようにするには副交感神経を優位にすることです。
つまりリラックスして臨むことが大切になります。
場合により、バイアグラなどのED治療薬を使用するのも効果的です。
また、心因性の早漏にはお薬を使用する場合もあります。
この薬は交感神経を鎮めてリラックスすることで射精時間を延長させる効果があります。
ただし、日本では認可されておりません。海外では40カ国以上で使用されているお薬になります。
- 過敏性
過敏なものに関しては、包茎手術や亀頭強化、小帯切除などの手術から、
いわゆる寸止めトレーニングといった自身でおこなうなどをして射精をコントロールする方法もあります。
- 衰弱性
男性ホルモンの低下が要因の可能性もあるので低下している場合は補充してあげる治療も効果があります。ただし、男性ホルモン注射は一定の条件が必要です。
心因性の早漏改善方法
心因性であれば、カウンセリングを受けたりお薬を服用するなどがあり、
自身でおこなうのであれば、射精に対しての慣れを練習するなどがあります。
カウンセリングや薬などによる方法
- 行動変容療法
早漏の克服には行動変容療法が多くの男性で役立ちます。セラピストは患者を安心させ、なぜ早漏になるのかを説明し、射精を遅らせる方法を教えます。
射精を遅らせるのに役立つその他の方法には、薬物療法(フルオキセチン、パロキセチン、セルトラリンなどの選択的セロトニン再取り込み阻害薬、またはクロミプラミンなどの三環系抗うつ薬)があります。また、コンドームを厚みがあるものに変えて使用したりするなど、局所療法は感覚を鈍らせる傾向があり、射精を遅らせるのに役立つことがあります。
場合により早漏防止として薬物療法と行動変容療法を組み合わせる必要があることがあります。また、早漏の原因がより深刻な心理的問題の場合、精神療法が役立つ可能性があります。
過敏性の早漏改善方法
早漏が物理的要因の場合の方法
- 包茎手術
包茎ではない人は、普段の日常生活で亀頭と下着が自然にこすれて亀頭全体が刺激に強く、性交時の射精コントロールがしやすいのに対し、包茎の方は、いつも亀頭が包皮で覆われて保護されている状態のため刺激に弱く、性交時の亀頭への強い刺激によって早漏になりがちです。
また、性交時に包皮が大きく上下するため、包茎ではない人と比べると、ペニスへの刺激が強くなり、早漏の原因となります。
また、普段包茎ではない方も、余っている包皮が多い場合は、勃起時に余っている包皮が動き、女性に正確な刺激を与えられないばかりでなく、余っている包皮が原因で自分だけが気持ちよくなってしまい、早漏の原因となります。
そのため、刺激に弱い包皮を取り除くことで早漏を改善することができます。
- 亀頭が刺激に弱い
早漏の要因として包茎の次に多いのが、亀頭の粘膜が刺激に弱く、敏感なことによるためです。亀頭の粘膜が敏感すぎるため、ちょっとした刺激で射精してしまうケースです。
ヒアルロン酸注射による亀頭強化(増大)治療を受けると、亀頭に膜を一枚敷き詰めたような組織の厚みができ、粘膜が刺激に強くなることで早漏を改善できます。
包茎でない方でも早漏に悩む男性にとっては非常に有効な方法です。
また、早漏の治療と同時に亀頭が大きくなりカリ高になるので、女性への刺激を強め、セックスのパワーアップにつながります。
- 陰茎(サオ)が刺激に弱いため
亀頭と同様、陰茎自体が外部からの刺激に弱い場合には早漏の原因となります。
陰茎増大術を受けることにより陰茎(サオ)全体にヒアルロン酸などが注入されることで、陰茎全体に厚みができることで刺激に強くなり、早漏が改善します。
- ペニスの裏スジ(小帯)への刺激を強く感じるため
ペニスの裏スジ(小帯)への刺激を強く感じる場合は、手術で小帯を切除することで、
早漏を治療することができます。
早漏(そうろう)にお悩みの方はクリニック受診へ
早漏の悩みはクリニックにご相談ください
薬では効果がでにくい方が多いため、早漏を手術的な方法で解決できるクリニックにご相談くだされると良いかと思います。
早漏(そうろう)の原因|まとめ
早漏の原因・デメリットについて解説しましたが、参考になったでしょうか?
早漏の原因は、以下の点です。
- 心因性
- 過敏性
- 衰弱性
※これらが複合して起こるケースもあります。
早漏のデメリットは、以下の点です。
- 膣への挿入前、または挿入後1分以内に射精が起こる
- 射精のタイミングを遅らせることがまったくできない、またはほとんどできない
- 射精が早いことに苦痛や悩み、欲求不満があり、セックスに消極的になる
早漏にお悩みの方は、銀座長澤クリニックにお気軽にご相談ください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。