シトルリンは遊離アミノ酸の一種で、主にウリ科の植物などから摂取することが可能です。血流改善に高い効果を発揮し、肉体に数々の恩恵を与えてくれることから「スーパーアミノ酸」とも称されています。
ダイエットや老化防止でシトルリンを取り入れる女性は多いですが、男性目線でいえば、下半身の血流を増やせるという重要な点に注目しないわけにはいきません。
勃起力の改善や性欲の向上を目指す上で、ペニスの血流改善は欠かすことができないポイントであると言えます。シトルリンを摂取することで、身体の健康とともに性に関する問題点も改善できるのなら、言うことはないでしょう。
そこで本記事では、日々の食事から効率的にシトルリンを摂取できるように、シトルリンが含まれている食べ物をランキング形式でご紹介します。
シトルリンが含まれている食べ物
毎日の食事からシトルリンを効率良く摂取するには、献立に下記の食材を加えてみてください。
順位 | 食材 | 総合評価 |
---|---|---|
きゅうり | ||
スイカ | ||
冬瓜 | ||
にがうり(ゴーヤ) | ||
ヘチマ | ||
メロン |
上記の食材の全てにシトルリンが含まれています。本記事では、シトルリンの配分量だけではなく、コスパや摂取のしやすなどにも注目し、独自の採点基準に基づいてランキング付けをしました。
それぞれの特徴を詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
第1位 きゅうり
評価項目 | 評価 |
---|---|
総合評価 | |
摂取のしやすさ | |
コスト | |
調理アレンジ |
第1位に君臨する食材は、「きゅうり」です。もはや説明不要の野菜で、日々の食生活でこれほど馴染み深い食材もないでしょう。
きゅうりにはビタミンCが豊富に含まれており、コラーゲンの生成に優れていることから美肌高効果や白髪防止など、老化予防に高い効果を発揮してくれます。強い抗酸化作用は、女性の強い味方だと言えます。
コスパも非常に良く、スーパーに行けば1本あたり50~80円ほどで購入することができます。1日1本摂取しても、1ヶ月あたり約1,500~2,400円程度の出費で済むで懐にも優しい食材です。
サラダの定番としてドレッシングと相性抜群ですが、味噌をつけて「モロキュウ」にすれば、アルコールの肴にも最高です。油との相性も良いので、炒め物の具材にしたり、副菜としてタコや海藻類と酢の物に加工しても美味しくいただけます。
栄養価・コスパ・調理アレンジと、シトルリンを摂取するのにこれほど最適な野菜はほかにないと断言できるでしょう。
第2位 スイカ
評価項目 | 評価 |
---|---|
総合評価 | |
摂取のしやすさ | |
コスト | |
調理アレンジ |
第2位にランクインしたのは、夏の風物詩「スイカ」です。みずみずしい口当たりと、さっぱりした甘さが人気の食材で、老若男女から愛されています。
実は日本では、スイカから初めてシルトリンが発見されました。名前の由来も、スイカの学術名である「シトルラス ブルガリス」であることをご存じですか?
ほかの食材と比較して含まれているシトルリンの量も多く、リコピンという栄養素が豊富なことから、血糖値の上昇や動脈硬化の予防に効果が期待できます。調理法に関しても、スカイは生のまま食することが基本です。包丁でカットして終わりなので、手間はそれほど掛かりません。
金額も驚くほど高価だというわけではなく、6~8月の旬な時期であれば、1玉あたり700円台で購入できるでしょう。独身男性なら1玉で1週間ほどは持つので、コスパは決して悪くないと言えるでしょう。
しかし、スイカは冬にかけて価格が高騰していくので、オールシーズン取り入れるとなると、少々厳しいかもしれません。
第3位 冬瓜
評価項目 | 評価 |
---|---|
総合評価 | |
摂取のしやすさ | |
コスト | |
調理アレンジ |
第3位は、その実の90%以上が水分で構築されている「冬瓜(とうがん)」です。
「冬」の「瓜」と書くので寒い時期が旬の野菜だと思われがちですが、実は夏から秋にかけてが最も美味しい食材です。夏の暑い時期に収穫をしても、冬を超えて保存しておけることが名前の由来になったと言われています。
冬瓜はビタミンのほかに、カリウムが豊富です。体内の余分なナトリウムを排出し、利尿作用を促進することで血圧が上がるのを抑えたり、冷え性やむくみの改善に効果的です。高カリウム血症を引き起こさないために、腎臓や心臓に問題を抱えている方は冬瓜の過剰摂取には注意してください。
また、ビタミンCに関してはきゅうりの約2倍も含まれており、免疫力をアップさせることで風邪をひきにくくさせてくれる効果も期待できるでしょう。
汁物や煮物にすることであっさりと味わいを楽しむことができ、炒め物にもできることから、調理の幅は広いと言えます。
しかし、コスパ面ではお世辞にも優れているとは言えず、1キロあたり約305円が相場となっています。冬瓜1個あたりの重さは2~5キロほどなので、単純計算でも1個で600~1,500円ほどの出費となります。
独身男性の場合、調理の手間が掛かることや、1人では消費し切れないケースを想定すると、日々の食生活に取り込むことはやや難しいと言えるでしょう。
第4位 にがうり(ゴーヤ)
評価項目 | 評価 |
---|---|
総合評価 | |
摂取のしやすさ | |
コスト | |
調理アレンジ |
第3位は、沖縄名物の「にがうり」がランクインしました。ゴーヤという名称のほうが耳に馴染みがあるかもしれません。
にがうりの特徴は、何と言っても独特な苦みです。この苦みの元は「チャランチン」や「モモルデシン」という成分で、生活習慣病の予防に強い効果が期待できるでしょう。
にがうりと言えば、ゴーヤチャンプルーが定番です。にがうりの風味と卵、ハムなどの食材が絶妙に絡み合い、アルコールのお供に最高の一品です。にがうりは血糖値の上昇を防いでくれるほか、脂肪やアルコールの吸収を抑えてくれるという酒飲みには嬉しいメリットもあります。
また、にがうりはゴーヤ茶にすることで、生状態と比較すると栄養素が数倍に高まります。調理が面倒なときはゴーヤ茶を取り入れることで無理なくシトルリンを摂取できます。
にがうりはコスパ面が少々問題で、通常1本あたり300~500円ほどするので、頻繁に購入すると懐が痛むでしょう。独特の苦みが苦手な方も多いことから、栄養価に比べて順位は低くなってしまいました。
第5位 ヘチマ
評価項目 | 評価 |
---|---|
総合評価 | |
摂取のしやすさ | |
コスト | |
調理アレンジ |
第5位に入った「ヘチマ」も、沖縄では定番の夏野菜です。豊富なカリウムがむくみの改善や高血圧の予防に働きかけてくれます。
ヘチマには葉酸も豊富に含まれていることから、シトルリンを摂取したいダイン性だけでなく、妊娠中の女性にも積極的に取り入れてほしい食材です。食物繊維も多いので、野菜不足の方の栄養補給にも最適でしょう。
しかし、1本あたり500円前後で取引されていることからコスパ面が悪く、調理法も手の込んだものが多いことから、男性には少々難易度の高い野菜です。
ヘチマは、家庭菜園で育てることができます。コスト削減を目指すのであれば、種だけ購入して自給自足するにも1つの方法でしょう。
第6位 メロン
評価項目 | 評価 |
---|---|
総合評価 | |
摂取のしやすさ | |
コスト | |
調理アレンジ |
最下位という不名誉な称号に輝いてしまったのは、フルーツの王様「メロン」です。
知名度・味・栄養素と、全てにおいて高得点を獲得しているメロンですが、問題はやはりコスト面でしょう。高級フルーツの代名詞なだけあり、毎日メロンを食べるような家庭はごく少数しか存在しません。
特に高級ブランドメロンともなれば、1玉で1万円を超える価格で販売されている商品もあるので、おいそれと手を出すことができないでしょう。
スーパーなどに売られている海外産のメロンであれば、比較的に安く手に入れることが可能です。しかし、品質においては国産に遠く及ばず、味や栄養も大きく低下してしまいます。
コスパ面をクリアできれば間違いなくトップ3に入る食材ですが、「日々の食事で無理なく取り入れる」というコンセプトから外れているため、今回のランキングでは最下位となりました。
男性がシトルリンを摂取するメリット
美容効果の高いアミノ酸であるシトルリンは、女性たちの間ではダイエットや、アンチエイジングの定番となっています。
では、男性の間ではどうでしょう。男性がシトルリンを意識的に摂取することで。どのようなメリットがあるか具体的にご存じですか?
もちろん女性たちと同じ効果を得ることができますが、プラスαで様々な恩恵を受けることが可能です。シトルリンについて詳しく知らない男性のために、嬉しいプラスαを解説していきましょう。
ペニスの増大に効果あり
シトルリンはペニスの増大にも効果的です。シトルリンの主な効能は血流の改善です。ペニスに効率よく血液を循環させることで、膨張率を高める効果が期待できます。
血液とは、酸素や栄養を運ぶ役割も担っています。スムーズに血流を増やすことができれば、その分ペニスが受ける恩恵も大きくなり、サイズアップを促すことができるというわけです。
ペニスのサイズアップを図る男性の中では、ちんこを大きくする方法としてシトルリンを接種することは、マストとも言える内容でしょう。
勃起力の向上
下半身への血流を良くすることで、ペニスの増大だけではく、勃起力の向上にも期待できます。
ペニスの内部には、海綿体というスポンジのような組織が存在します。この海綿体と勃起には深い繋がりがあり、血液を送る量が少なければ勃起をしても硬さや張りが足りず、セックス中にペニスが中折れするというトラブルにも発展します。
海綿体には糸のように細い血管が走っており、シトルリンの血管拡張作用で多くの血液を循環させてあげることで、女性が満足してくれる勃起力を手にすることが可能です。
運動機能の向上
シトルリンには、スポーツのパフォーマンスを上げる効果もあります。シトルリンを摂取すると体内で一酸化窒素を生成します。その結果、乳酸を抑えたり、アンモニアを尿素に変換することで持久力の向上につながるのです。
また、筋肉痛や疲労の回復にも効果的であることから、運動前にシトルリンを摂取することで筋肉の超回復やエネルギー生成を促すことができます。その結果、引き締まった理想的な肉体を維持することができるでしょう。
脂肪の多いだらしない体に惹かれる女性は稀です。美しい体型を持つ男性はセックスアピールにも優れています、男性としての魅力を維持するためにも、シトルリンは積極的に摂取をしていくべきです。
認知機能の低下を防ぐ
シトルリンは、集中力や記憶力といった認知機能を高めてくれます。どちらも加齢とともに衰えていく機能ですので、予防的な観点からシトルリンを摂取していくと良いでしょう。
向上心や野心といったメンタル面にも多大な影響を与えてくれるので、働き盛りの男性にこそ必要なアミノ酸だと言えます。
シトルリンはサプリメントからも摂取できる
シトルリンの1日の理想摂取量の目安は、800㎎だと言われています。
しかし、食事のみでこの数値を摂取することはなかなか難しいというのが本音です。例えばきゅうりであれば100gあたり5~10㎎のシトルリンしか摂取できません。理想値に達するには相当な量のきゅうりを食する必要があるでしょう。
ペニスの増大や勃起力を目指して、毎日大量のきゅうりをかじっている姿は、いささか滑稽だと言わざるを得ません。
そこでオススメするのが、ペニス増大サプリメントを取り入れることです。ペニス増大サプリメントには、シトルリンのほかに、アルギニンや亜鉛など、ペニスの栄養となる成分が余すことなく配合されています。シトルリンの配合量が2倍という製品もあるので驚きです。
また、ペニス増大サプリは健康食品という顔も持ち合わせています。
シルトリンだけではなく、ビタミンやたんぱく質などで構成されていることから、疲労回復や性欲向上などの効果も同時に得られます。もはやメリットしかありませんが、バランスの良い食事は健康管理の基本です。間違ってもサプリメントを食事代わりにはしないでください。
1つだけ注意点を挙げるとすれば、シトルリンを過剰摂取することで頭痛などの副作用を引き起こす可能性があります。サプリメントを摂取する場合は必ず配分量をチェックし、一日の摂取量を計算すると安心です。何か問題が発生したら医師の診察を受けてください。
効果的な飲むタイミングなども製品によって異なるので、面倒でも注意事項には必ず目を通したほうが良いでしょう。
シトルリンは食べ物とサプリメントの両方から摂取する
シトルリンはウリ科の食材から多く摂取することが可能ですが、理想的な摂取量に到達するには、サプリメントの力を借りる必要があるでしょう。
キュウリやスイカの青臭い風味が苦手だという男性も多いので、なおのことサプリメントが果たす役割は大きいと言えます。好き嫌いの多い偏食の方であれば、シトルリンと同時に様々な栄養も補給することができるので受け取る恩恵は非常に大きいです。
アンチエイジングや、生活習慣病の改善に効果を発揮するシルトリン。男性器の機能改善にも役立つとなれば、摂取しない手はないでしょう。
シトルリンと併せて男性に人気の成分としては、アルギニンやテストステロンが挙げられます。
ただし、いずれの成分も摂りすぎには十分に注意をしてください。