男性であればついていて当たり前のペニスですが、その構造について熟知している方は少ないでしょう。
当然ですが、ペニスの役割はセックスを楽しむだけではありません。日常生活には欠かすことのできない機能が詰まっています。
やや専門的な話にはありますが、本記事ではペニスの構造を分かりやすく解説していきます。これを機に、ペニスに対する理解を深めていきましょう。
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公式サイトへ ペニスの構造
ペニスは、亀頭と陰茎だけで構築されているわけではありません。様々な器官が集まり、それぞれが独自の役割を持っているのです。
普段あまり意識することはないでしょうが、ペニスに構造を詳しく見ていきましょう。
亀頭
亀頭は、言わずと知れたペニスの象徴です。セックスで女性に快感を与える重要な部位ですが、ペニスが勃起しても亀頭は柔らかいままだとご存じでしたか？
女性の膣は非常にデリケートですので、挿入時に傷をつけないために柔らかいままだといわれています。実際に亀頭を膣内に挿入しただけで痛みを感じる女性は少なく、多くは陰茎部分に到達してから痛みを感じることになります。
亀頭の形にはいくつかの種類があり、女性に好まれる形もあれば、性感帯を効率良く刺激できないことから不評を買う形もあります。中には亀頭の先端が尖っているタイプもあり、膣奥まで刺激すると痛みを感じるケースもあるのですから難しいところです。
しかし、亀頭で重要なのは形よりもサイズです。大きければ良いというわけではありませんが、女性の性感帯であるクリトリスやGスポットを的確に攻めるには、ある程度の大きさは必要だといえるでしょう。
また、女性だけではなく男性にとっても性感帯であり、亀頭を刺激されることで快感を得ることが可能です。
陰茎（ペニス）
男性にとって最も馴染み深い部位が陰茎です。いわゆる竿のことを指し、オナニーでは陰茎をしごいて射精に至る方が多いでしょう。
陰茎の内側には円筒型の3つの組織が通っており、大きい2つの円筒を「陰茎海綿体」、3つ目の円筒を「尿道海綿体」と呼びます。
それぞれの海綿体はスポンジのように柔らかい構造をしており、ここに血液が送られて海綿体が膨張することでペニスが勃起するのです。勃起力が弱い、いわゆる「フニャチン」は下半身の血流が悪く、海綿体に十分な量の血液が送られないことが原因で起きる現象です。
血流改善を促すには、ペニス増大サプリを服用することがおすすめです。シトルリンやアルギニンといった、血流改善だけではなくペニスのサイズアップに効果のある有効成分が豊富に配合されています。
包皮
包皮はペニスを包み込んでいる皮のことで、陰茎包皮と呼ばれることもあります。包皮は伸縮性に優れており、勃起時などペニスの形状変化に合わせて柔軟に対応してくれます。
通常であれば、平常時・勃起時に関わらず、包皮が亀頭の先端まで包み込んでしまうことはありません。しかし、ペニスサイズよりも包皮面積のほうが大きく、亀頭の先端まですっぽり皮に覆われてしまう状態を包茎といいます。
包茎にもいくつかの種類があり、自分でペニスの皮を剥いて亀頭が露出できる仮性包茎であれば、日常生活にそこまで大きな弊害はありません。問題なのは、皮を全く剥くことのできない真性包茎や、包皮が陰茎を締め付けてしまう嵌頓包茎です。
どちらも日常生活に弊害が生じるだけではなく、ペニスを傷めてしまい、最悪の場合は組織が壊死する可能性すらあるでしょう。
包茎は、早期発見・早期治療がポイントです。放置することに何のメリットもないことを覚えておいてください。
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精巣
精巣は卵のような形をした器官であり、陰茎の付け根部分に2つ存在しています。睾丸（こうがん）という表現のほうがしっくりくる方も多いでしょう。
精巣は、下記の役割を担っています。
- 精子を生成する
- テストステロン（男性ホルモン）を生成する
子孫繁栄や、男性器の成長には欠かすことのできない部分で、性徴期に男性ホルモンの分泌が乏しことで、ペニスのサイズが小さくなる傾向にあります。
成人を超えてしまうとテストステロンの生成量を増やすことが難しくなるので、ペニス増大サプリや日々の食事から効率良くテストステロンを摂取することが重要でしょう。
精巣上体
精巣上体は、精巣から精管までの通過ポイントです。精巣にて作られた精子を集め、熟成するための環境を整えてくれるのです。主に運動能力や受精能力が与えられます。
精巣上体は1本の長い微細な管の形状をしており、精巣に寄り添うようにコイル状にまとまっています。ヒルやナメクジに似た見た目をしていると表現されることもありますので、お世辞にも良い見た目とはいえないでしょう。
精管
精管は、精子の運び屋です。精巣で生成され、精巣上体で熟成された精子は、精管によって精管膨大部へと運ばれます。
精管は2つの精巣上体から伸びて前立腺の背後でつながり、最終的には精嚢（せいのう）で合流します。そこで精子に分泌液が加わり、精液へと進化を遂げるわけです。
精嚢（せいのう）
精嚢は合流してきた精管と力を合わせて、射精管を形成する場所です。
精嚢と前立腺から分泌される液は、精子にとって極上の栄養となります。この分泌液は精液の約7割を占めており、射精をする瞬間に栄養と精子をしっかり混ぜ合わさることが重要なのです。
射精管
射精管は、前立腺内を通って尿道へとつながる短い管のことであり、性的な興奮や快感が頂点に達する、つまり「オーガニズム」を迎えることで、精液を外尿道口へと押し出します。
このとき精嚢と前立腺から分泌された液と精子が混ざり合い、完璧に調合された精液が体外へと飛び出します。これが射精です。
前立腺
前立腺とは、男性にのみ存在する器官です。尿道と射精管の合流ポイントとなっており、骨盤の底に位置しています。領域が下記の3つに分けられていることも大きな特徴です。
- 移行領域
- 中心領域
- 近縁領域
前立腺は、精液を完成させるのに欠かせない分泌液を作り出す重要な部分です。精子に栄養や運動機能を与えてくれます。
尿道
尿道は、尿が体外に排出されるための通り道で、膀胱から伸びる管のことです。
男女ともにある器官ですが、管の長さはそれぞれ異なります。男性が約20センチであることに対して、女性は約4センチ程度しかありません。
陰嚢（いんのう）
陰嚢とは、精巣（睾丸、キンタマ袋）を包み込む大きな袋のことです。よく精巣と混同されがちですが、2つは異なる器官だと認識してください。
陰嚢は汗腺が多く、精子を作るために適切な温度を維持する役割を果たしてくれます。
ペニスの海綿体とは
ペニスにおいて、海綿体は非常に重要な役割を持つ組織です。
海綿体に血液が送られることでペニスが勃起するのですが、そもそも海綿体とはどのような組織なのでしょう。
詳しく解説していきます。
海綿体
海綿体を簡潔に説明すると、血管が集合したスポンジ状の組織です。周囲を弾性繊維を含んだ膠原（こうげん）繊維膜である「白膜」が包んでおり、白膜が内部に入り込むことで海綿状の細かい部屋を形成しているのです。
海綿体に血液が送られることでペニスが勃起するのですが、具体的な仕組みは下記のとおりです。
- ペニスが性的な刺激を受けることで大脳の性中枢が興奮し、勃起神経が刺激される
- ペニスの血管が膨張して海綿体に送られる血液量が増える
- ペニスが勃起する
加齢や生活習慣の乱れが影響で勃起力が落ちている方もいるでしょうが、ペニスの血流を改善することで勃起力の向上が期待できます。
海綿体に効率良く血液を送るためには、シトルリンやアルギニンといった、血管拡張作用のある成分を摂取することが重要です。
どちらも日々の食事からでは十分な量を摂取することが難しいので、ペニス増大サプリから吸収することをおすすめします。
陰茎海綿体
海綿体は3本の組織から構築されていますが、その内の2本が陰茎海綿体です。
陰茎海綿体は、左右対象の二本一体としてペニスの上側（背面）に存在します。楕円形の形状をしており、肛門付近まで伸びていますが、この陰茎海綿体が血液で満たされることでペニスが硬くなります。勃起するためには欠かすこのできない、重要な組織です。
尿道海綿体
尿道海綿体は、ペニスの下側（裏側）に尿道を包み込むようにして存在しています。
血液で満たされることで膨張はしますが、硬くなることはありません。尿道海綿体の重要な役割は、ペニス先端で円錐状に肥大化することで亀頭を形成することなのです。
ペニスの変化
ペニスとは、様々な要因が重なることで形状や大きさが変化していきます。
ペニスの形状変化で真っ先に思い浮かぶのは勃起だと思いますが、そのほかにどのような変化があるのでしょうか。
詳しく解説していきます。
年齢によるペニスの変化
ペニスは、年齢によって大きく変化をしていきます。新生児のペニスを見れば一目瞭然ですが、生まれた瞬間から成人男性の大きさを持っているわけがありません。
体の成長に合わせて、ペニスの大きさも変化をしていきます。成長速度には男性ホルモン（テストステロン）の分泌量が大きく関係し、思春期に出現する二次性徴時に男性ホルモンの分泌量が乏しいことで、ペニスが平均より小さいサイズで成長を止めてしまいます。
また、ペニスの成長が乏しいことで包茎になる確率も高くなってしまうので、成長期には男性ホルモンの分泌を意識した生活習慣を心掛けると良いでしょう。
性的刺激によるペニスの変化
ペニスは、性的な刺激を受けることで勃起します。
健全な男性であれば、ペニスが直接刺激を受けなくても、成人向けの動画や書籍を目にしただけで勃起に至ることでしょう。
しかし、中にはED（勃起不全）と呼ばれる症状で、性的な刺激を受けているにも関わらず、ペニスが反応してくれないケースもあります。
EDとなる原因はいくつかありますが、加齢によるものであれば血流を良くすることで改善できるケースがあります。
ペニスに関する豆知識
性格や趣味嗜好に個性というものがあるように、ペニスも十人十色です。人によって異なる特徴を持っており、同じものは存在しません。
男性であれば誰もが気になる、ペニスに関する豆知識を披露しましょう。
ペニスの形状には個人差がある
まずペニスの形状には個人差があります。大きさはもちろんのこと、亀頭の形や、陰茎の太さなど、細かく部分が異なってくるのです。
ペニスの形状は、セックスにおいて重要な意味を持ちます。つまり、女性に好まれる（女性が気持ち良い）ペニスというものが存在します。セックスの経験が乏しく、テクニックに自信がなくても、ペニスの形状だけで女性を悦ばせられるのであれば羨ましい話でしょう。
勃起状態に違いがある
よくフル勃起という言葉を使う場面がありますが、「フル」の基準とは何でしょう。
一般的には、下記のような基準で判断されています。
| 項目 | 基準 |
|---|---|
| 硬さ | 果物で例えるならリンゴの硬さ |
| 角度 | 60度～85度、あるいはそれ以上の角度 |
| 持続時間 | 約10分間 |
| 性交時間 | 約5分間 |
上記のハードルを全てクリアした勃起状態だと、フル勃起の称号を得られます。
勃起力はペニス増大サプリやチントレを実践することで向上が期待できます。もう年だからと諦めることはせず、男なら最後まで足掻いてやりましょう。
ペニスの構造を知れば働きも分かる
医学的な知識を多く披露しましたが、ペニスがどのような器官で構築されているか、ご理解いただけたでしょうか。
それぞれの器官が独自の役割を持ちながら、ペニスという部位を作っています。男であれば誰もが生まれ持つペニスであっても、改めてその存在意義を自覚することで、より身近な存在に感じられるでしょう。
