屈曲ペニスとは
勃起時にペニスが曲がる状態を「屈曲(くっきょく)ペニス」と呼びます。
長澤クリニックでは患者様が想像しやすいよう、野球のピッチャーが投げる変化球の
「カーブ型」や「シュート型」、右や左に蛇行する「S字型」、上向きから途中で折れて
下がる「への字型」、根元から斜めに伸びる「ピサの斜塔型」という呼び方をしています。
1ヶ所または複数ヶ所が曲がりさらに勃起で固くなったペニスは、セックス時に挿入が困難、無理な挿入や動きで相手が痛がる、見た目が恥ずかしい、という悩みにつながります。
セックスレスやEDの原因にもなり、奥様や彼女などパートナーとご相談に来られるケースもあります。一般の泌尿器科へ相談すると、「亀頭部だけ挿入すればよい」と言われ終了、というケースもあり、効果的な治療法は一切アドバイスされないことも多いようです。
屈曲ペニスの治療について
ペニス本体は海綿体(かいめんたい)と呼ばれ、その周りは白膜(はくまく)という丈夫な壁で守られ、さらにその周りを包皮(ほうひ)でカバーしています。
例えるなら、曲がっている棒状のスポンジの角を指でおさえて真っ直ぐににするという方法です。
ペニスの曲がりを治すポイントは、皮の中にある白膜です。
海綿体を包む白膜の固さや伸び縮みに左右差があると、勃起時に片側は強く海綿体をおさえ、もう片側はあまり伸びすことで左右のバランスが崩れて曲がってしまいます。
そのため、曲がっている部分の白膜を糸で留めて、カーブを真っ直ぐに矯正する方法が効果的なのです。
状態により白膜を薄く剥離することで、左右のバランスを整えより真っ直ぐ伸びるように処置します。
亀頭の真下で皮を切って行う方法と、切らずに皮の外側から糸で留めるだけで矯正する、2通りの方法があります。 大切な血管や神経を傷つけることなく、曲がりのポイントを縫い縮める方法で安全・短時間(20~30分)の日帰り治療で終了します。
国内で医師が少ない、専門性を問われる治療
屈曲ペニス治療を実際に行える医師は、日本国内でも少数です(インターネットで検索しても、当院を含め国内で数軒のクリニックしか出てこないと思います)。
治療方法は知っていても実際の治療経験がないという医師が多く、症状を的確にアドバイスできる医師すら少ないことが現状です。
銀座長澤クリニックでは大事な神経などを傷つけないように深い位置は一切触れない方法で行うため、勃起や感覚、排尿の機能に影響することはありません。
その安心感から、大学病院や紹介により、全国から多くの患者様がご来院されます。
難易度の高い治療ですが、できるだけ患者様が経過や料金面の負担が楽に済む よう、患者様側に立った治療を行っております。
なかなか診察カウンセリングにお越しになれない地方の患者様も、
「画像メール診断」をお使いいただくことで、 「治療で改善するか?」「切らない方法希望だが可能か?」「具体的な治療料金は?」といったご相談がメールのみで行えます。
症例別治療方法について
屈曲ペニスは治療前に勃起時の状態を把握し、曲がりの原因となるポイントを 見極める必要があります。
しかし、治療をご希望の患者様のほとんどが「必要とは言え、先生の前で勃起させて診察されることは抵抗がある」とおっしゃいます。 当然のことだと思います。
当院では勃起時の状態をメールにてお送りいただくことで、ご来院の際は勃起をさせる必要はないようしております。