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包茎手術を受けたいけど高額だから受けれない…
こんなふうにお悩みの方も多いはずです。
包茎手術も、場合によっては保険の適用ができ安く手術を受ける事ができるので、是非こちらの記事をご活用下さい。
本記事では、包茎手術の保険費用・適用条件について詳しく解説していきます。
3分程度で読める記事ですので、ぜひ最初から最後までご覧ください。
当院では、「結果の出る治療しかおすすめしないこと」と「自分の持てる技術を駆使し、多くの方がお受けいただけるようリーズナブルな価格でご提供する」ことをお約束しています。
東京での包茎手術を検討している方は、まずお気軽にご相談ください。
目次
包茎(ほうけい)手術の保険費用

真性包茎の場合は、正常な性行為を営むことが難しいことから、医学的な理由で治療を受けることが可能です。
真性包茎がもたらす影響は、性行為だけではありません。
常に、亀頭が包皮で覆われている状態で亀頭をよく洗うことができないため、悪臭の原因となるなど衛生面でのトラブルが生じやすくなります。
また、そのまま放置しておくと、亀頭包皮炎や重度の場合は排尿障害といった症状を引き起こす原因にもなります。さらに、男性不妊や性病のリスクが高まる可能性もあるため、手術などによって治療するのが望ましいとされています。
そのため、治療には保険が適用され1万円弱にてお受けいただけます。
一方、仮性包茎で性行為や見た目にコンプレックスがある方は、自費診療になりますが美容外科的技術を用いる『亀頭直下切開法』で、きれいに施術していくことも可能です。
包茎(ほうけい)手術の保険適用条件

包茎(ほうけい)手術の保険適用条件については、どうなのでしょうか。
包茎とは、陰茎の亀頭が包皮で覆われたままである状態をさします。また包茎には、以下3つの種類があります。
- 真性包茎
- 嵌頓(かんとん)包茎
- 仮性包茎
真性包茎については亀頭が出ない、嵌頓(かんとん)包茎については陰茎の狭窄(きょうさく)により血行が阻害されるなどの症状があります。
保険適用のある手術方法には、背面切開術と環状切除術があります。
真性包茎、一部の嵌頓(かんとん)包茎の場合に保険医に受診した場合、保険適用があります。
*仮性包茎の場合には、保険適用はありません。
仮性包茎(ほうけい)の場合は保険適用ができない
多くの場合、機能的に問題がない仮性包茎となります。
仮性包茎は日常生活を送るうえで支障がないため、性行為や見た目にコンプレックスがある方は自由診療での手術となります。
ただし、自費診療になりますが美容外科的技術を用いる『亀頭直下切開法』で、傷跡がきれいで周囲にバレないことを目的に受けることができます。
真性包茎(ほうけい)、嵌頓(かんとん)包茎は保険適用
真性包茎や嵌頓(かんとん)包茎は自力で治るのか?
と考える方もおりますが、成長期の場合は陰茎が成長しますので、自力で治ることはまずないかと思います。
真性包茎や嵌頓(かんとん)包茎を「安全に」「確実に」治せるのは手術しかありません。
無理に自分で剥こうとした場合には、一旦剥けたものの皮が戻らなくなって、いわゆる嵌頓(かんとん)包茎のような状態になる場合があります。
嵌頓(かんとん)包茎を放置すると、陰茎の血行不全を起こしますので血行を阻害してうっ血 や亀頭部が壊死( えし) してしまうような危険な状態やそれに近い状態になることがあり、緊急手術が必要になります。
また、亀頭と包皮の癒着が強い方の場合は、痛みが強くて剥く事すら難しいです。
仮に剥けたとしても亀頭部分が出血をしたり、包皮が裂けたりする事もありますので、嵌頓(かんとん)包茎や真性包茎の方は無理に自力で治そうと試みずに、手術を受けることをおすすめします。
東京都内で保険適用の包茎(ほうけい)手術を受ける場合
正常に日常生活を送ることが困難と判断される包茎(主にカントン包茎、真性包茎)の場合、一般の泌尿器科で受診のうえで環状切開法(ツートンカラーの仕上がり)による手術を受けることができます。
当院では、「結果の出る治療しかおすすめしないこと」と「自分の持てる技術を駆使し、多くの方がお受けいただけるようリーズナブルな価格でご提供する」ことをお約束しています。
東京での包茎手術を検討している方は、まずお気軽にご相談ください。
千葉県で保険適用の包茎(ほうけい)手術を受ける場合
正常に日常生活を送ることが困難と判断される包茎(主にカントン包茎、真性包茎)の場合、一般の泌尿器科で受診のうえで環状切開法(ツートンカラーの仕上がり)による手術を受けることができます。
埼玉保険適用の包茎(ほうけい)手術を受ける場合
正常に日常生活を送ることが困難と判断される包茎(主にカントン包茎、真性包茎)の場合、一般の泌尿器科で受診のうえで環状切開法(ツートンカラーの仕上がり)による手術を受けることができます。
真性包茎(ほうけい)、嵌頓(かんとん)包茎の保険費用は少額

真性包茎(ほうけい)、嵌頓(かんとん)包茎の保険適用手術の場合、保険診療において評価している手術金額は、 背面切開術 740点(7400円)、環状切開術 2040 点 (2万400円)です。
その1~3割が自己負担となり、保険診療であれば初診料・投薬料なども含めて、1万数千円と傷跡などの見栄えを気になさらない方には、保険適用での手術費用は少額となります。
保険適用の包茎(ほうけい)手術は満足度が低い

真性に近い人で「嵌頓(かんとん)包茎」という状態があります。無理して露茎させることで包皮が剥けると戻らなくなり、包皮内板が腫れて戻らなくなることがあります。
これは、保険適用の嵌頓包茎整復法という治療を行うことで元に戻すことができます。
真性包茎の場合は、背面切開術や環状切開術という術式で、保険診療での治療が可能です。
一方、仮性包茎で性行為や見た目にコンプレックスがある方は、自費診療になりますが美容外科的技術を用いる亀頭直下切開法できれいに施術していくことも可能です。
基本的には手術は局所麻酔で実施。麻酔をしているため術中の痛みはほとんどなく、日帰りで可能です。
傷跡が目立つ事がある
クランプという「包茎手術専用の器具」を用いて行われる包茎の治療方法があります。
本来この手術方法は幼児を対象として開発されたものですが、成人を対象としても行える手術方法ではあります。
昔は多くの包茎手術専門のクリニックが行っていた手法ですが、亀頭直下法が主流となっている現代では、表面的には使用していないとされている包茎の手術方法となります。
他の手術方法のように、ある一定レベルの外科的技術を要せず、比較的容易に包茎手術を安全に行うことができる方法のため、経験値の少ないアルバイト医師などを多く採用して手術を
行っているクリニックではいまでもクランプ法にておこなわれているクリニックもあるという話しを聞くことがあります。
(全国にあるような包茎手術専門クリニックでも、この方法でおこなっているクリニックがあるようです)
【クランプによる包茎手術のメリット】
- 比較的容易な包茎手術の方法な為、高度な外科技術を必要としない
- わずか10~15程度と短時間での手術が可能
- 手術中・手術後の出血がほとんどない
【クランプによる包茎手術のデメリット】
- 傷が根元側に下がりやすいため、普段から傷が見える
- ピンク色の内板包皮が残りやすい為、傷を境にして色の違いがクッキリと分かれる
- 器具により締めつけられ組織(皮膚がプレス加工されたような状態)の皮膚同士を縫合するため、傷が固くなったり盛りあがったりと、傷の治りが悪くなったりしやすい
- レーザーメスを使用した場合、切断面がレーザーの熱によりダメージを受けため為、傷が綺麗になりづらく、通常より縫合する幅を広くしなければならないため傷が目立ちやすい。
手術方式について
手術方式は3つあります。
用手的整復法
用手的整復法とは、手で包皮をもとの位置に戻すこと(整復)です。
腫れが多くなければ医師が用手的整復法をおこなってもとに戻すことが可能です。
腫れが強い場合は腫れを抑えてから再び用手整復法を試みます。
痛みをともなっている場合は陰茎の根部に麻酔をしたり、仙骨へ麻酔をかけたりすることもあります。
これらで腫れの改善がなければ対穿刺(たいせんし)法をおこないます。穿刺法は腫れた箇所に注射針を刺し、包皮内にたまった液体を抜き出して腫れをおさえる方法です。
背面切開術
背面切開術とは、包皮口の狭まりを拡げ、将来の成長期に包皮が自然に剥け、露茎になるようにしておくための事前的な治療方法で、宗教的な儀礼として行われる割礼に似た手術方法となります。
また、成人の包茎手術では真性包茎や強度の絞約型包茎(カントン包茎)の症状の場合、一時的に仮性包茎に近い状態にする必要があります。
当院など包茎手術専門のクリニックでは包茎手術の一貫として行うことも多い方法ですが、一般の泌尿器科などでは真性包茎に対してこの背面切開術のみで対応するケースも多いようです。
環状切開術
環状切開術とはペニスをできるだけ伸ばし、余分な包皮を環状(輪切り)に切除し、縫合するといった比較的単純な工程になっており、病院の泌尿器科でも多く行われています。
また、切除する包皮の長さは、勃起時のペニスの全長をもとにして決めるため、術後に包皮が突っ張るような違和感が生じにくいといわれています。
包茎(ほうけい)手術はクリニックが安心・安全

自由診療でお受けになる方は、傷跡がきれいで周囲にバレないことを目的に受ける方が多いです。
しかし、クリニックによっては亀頭直下法と称して亀頭から離れた位置で皮を切除縫合するクリニックもございます。
これは環状切開法と呼ばれる、保険診療で受けられる手術法ですが、自由診療のクリニックで勤務するにもかかわらず環状切開法しか行えないドクターがおります。
そのようなドクターに担当されると、仕上がりの美しさを考え保険診療よりも高い金額を支払ったにもかかわらず、傷跡が目立ち汚くて仕上がるという結果になってしまいます。
担当ドクターが亀頭直下法の経験が多いか否かを確認し、依頼する必要があります。
そのためにも、ホームページにドクターの顔写真、氏名、出身大学や資格などの経歴が記載されているクリニックを選び、診察から手術までそのドクターが担当するかを確認することが大事です。
安全かつ確実に治したいなら、実績豊富な病院・クリニックでの治療をおすすめします。
包茎(ほうけい)でお悩みの方はクリニック受診へ

自由診療でお受けになる方は、傷跡がきれいで周囲にバレないことを目的に受けることが多いです。
クリニックによっては亀頭直下法と称して亀頭から離れた位置で皮を切除縫合するクリニックもあります。
これは環状切開法と呼ばれる、保険診療で受けられる手術法だが、自由診療のクリニックで勤務するにもかかわらず環状切開法しか行えないドクターがいます。
そのようなドクターに担当されると、仕上がりの美しさを考え保険診療よりも高い金額を支払ったにもかかわらず、傷跡が目立ち汚くて仕上がるという結果になってしまいます。
手術を受ける際は、ホームページにドクターの顔写真、氏名、出身大学や資格などの経歴が記載されているクリニックを選び、診察から手術までそのドクターが担当するかを確認することが大事です。